皆様こんばんは〜塚本です。
本日はリチウムイオンシステム『 ILiS 』搭載車両で
走行充電テスト(アイドリング充電)してみました。
テスト車両は京都店にて展示中の『 ILiS 』搭載ジルです。
テスト開始前にバッテリー残量を見てみると・・・
バッテリー残量が83%(3320Wh)有りますので
少し減らしてからテストをしたいと思います。
ということでエアコンON〜
外気温が寒いので暖房(30度設定風量強)で一気に減らします。
エアコンが動き出してどんどん消費電力が上がっていきます。
エアコンでの暖房は消費電力が大きいので、普段はおすすめしておりません。
キャンピングカーの場合はFFヒーターでの暖房が省エネでおすすめです。
もう少し電気を減らしたいので・・・もう一つアイテムを投入します。
キャンピングカーでの使用は非推奨のセラミックヒーターです。
電力消費の鬼のようなアイテムでガンガン減らしにかかります。
もちろんダイヤルは強で
暖房全開のエアコン&セラミックヒーターというダブル攻撃により
消費電力は2000W超えです。。。
従来の鉛システム車はインバーターが1500Wですが、『 ILiS 』は3000WまでOKです。
今まででは考えられない組み合わせでの使用方法ですね。
そんなこんなである程度バッテリーを減らして残量は67%になりました。
この状態から1時間ほどアイドリング状態でバッテリー充電をしてみます。
純粋に充電量を見るために、ACとDCの出力はOFFにしております。
ではエンジンスタート
走行充電が入り始めて800W程の充電が行われております。
充電の状態はモニターで数字とグラフで確認が可能です。
スタートから約20分後、700W程の充電が行われております。
スタートから約50分後、600W程充電が行われております。
スタートより約1時間後、590W程充電が行われております。
1時間ほど充電しましたのでここでテスト終了です。
スタート時は残量67%で終了時は残量82%となりますので、15%増加しました。
バッテリーの総容量は4000Whですので、15%ですと600Wh充電となりました。
従来の鉛バッテリーと比較用に12Vで換算すると、50A程の充電となります。
今回のテスト時は主にモニターでチェックをしていたのですが、スマホでも確認が可能です。
スマホにも同様の情報が見れますので、運転席でも状態の確認が可能です。
これは地味に便利ですよね〜
多分キャブコン乗りの方なら、運転席でも見れるメリットは分かって頂けると思います。
今回テストした車両にはソーラーパネルは装着されておりませんが、
オプションでソーラーを付けて頂くとより強力な充電となります。
今までは480Wソーラーか259Wソーラーどちらかしか選べませんでしたが、
ジルシリーズのみ『 ILiS 』の場合は両方装着し739W仕様に出来ちゃいます。
エコフローパワーシステムには2系統のソーラー入力が可能な端子が有り、
しかも走行充電しながらでもソーラーもしっかりと充電されていきます。
夏場は車両のエアコンも使い電力消費が増え、走行充電の充電量が減ってしまいますので、
ソーラーからの追加充電はかなりメリット有りと思いますよ〜
走行充電のテストついでに、エアコン使った状態での充電状態も試してみました。
さすがに暖房30度設定の風量強というのはありえない設定ですので、
暖房26度、風量しずか、パワーセレクトも下げたエコ運転でテストをしてみます。
エアコンが動き出し消費電力は456W、走行充電は619Wという状態。
暫く動かしてエアコンが落ち着いてくるとコンプレッサーも止まり、
エアコンの消費電力は29Wまで落ちていきました。
エコフローパワーシステムにて、エアコンで使わない分の電気は充電に回してくれてます。
こういった入力と出力の状態もスマホでも確認が可能です。
スマホでポチポチ〜っと設定したりも出来ますので、電気の管理はかなりしやすいと思います。
まだまだ少ししか触れておりませんが、未来感半端ないですよ〜
今回テストした『 ILiS 』搭載のジルですが、大阪キャンピングカーショーへ持っていきます。
是非会場にて新システム『 ILiS 』を体験して下さい
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