皆様こんばんは〜塚本です。
キャンピングカー定番アイテムのカセットトイレですが
装着するか（使用するか）悩む方が多い装備でも有ります。
旅先でトイレを探さなくていい
夜間や雨天時に外に出なくていい
渋滞時の緊急事態に使える
汚れた公衆トイレは使いたくない
などなどの理由でとても便利なアイテムですが
使用前の準備や、使用後のメンテナンスが必要です。
まず使用前にはタンクへ水の補充と薬剤を入れます。
赤い方は便器汚れ防止リンスで、流す方のタンクに水に混ぜて入れます。
青い方は汚物タンクに入れる消臭剤です。（汚物の分解と腐敗防止効果も有り）
ちなみに消臭剤はタンクに入れてから4日間ほどしか持ちません。
ずっと入れっぱなしにしていても意味が無いので、出発前に水と一緒にセットして下さい。
※タンクへの水入れっぱなしは故障等の原因になります。
使用後ですが車外のハッチよりカセットタンクを取り出します。
タンク内に汚物があると重さが有りますので、旅行かばんの用に引っ張る事が出来ますよ。
最後に汚物タンクの中身をトイレに流し、中を洗って完了です。
以上が本来のカセットトイレの使い方となります・・・が
多くの人がこう思うでしょう・・・
自分のでもタンクの掃除したくねーーーーーー
なれればどうってこと無いよと、先輩キャンパーの皆様はおっしゃいますが
初めてキャンピングカーのトイレを使う方は、なかなかのハードルの高さかと思います。
そこで・・・！
こんな使い方も有りと思いますのでご紹介させて頂きます。
それでは『キャンピングカーのトイレこんな使い方も有りでしょ？』編スタートです。
今回はこちらの緊急簡易トイレセットを使用致します。
お値段的には1000円台の商品なのでリーズナブルですね。
中身はこんな感じです。
汚物袋・処理袋・凝固剤 それぞれ10個入っています。
凝固剤には消臭剤も配合されているようです。
それでは実際にどんな感じになるかやってみましょう
利用方法
①汚物袋を便器にセット
②便座を戻ししっかり固定
③用を足す
④凝固剤をかける
⑤汚物袋を縛り、処理袋へ入れる
便座を上げて汚物袋をセットします。
便座を戻し汚物袋が固定されているのを確認
実際に用を足すわけには行きませんので・・・
紙コップで水を投入します。
ちなみに成人の1回の尿は200〜400mlとの事です。
紙コップが約200mlなので2杯分投入です。
けっこうな量の水が入りました。。。
凝固剤を投入
おお〜
素早く固まってくれます。
硬さ的にはスーパーで売ってる80円位のわらび餅くらいな感じです。
大きな方の使用感も気になりますので・・・
こんな物をご用意しております。
100均で売っていたドッキリうんち（ハエ付）です。
これを投入してみましょう。
うわぁ・・・なんかリアル・・・
本来は大をしてから凝固剤なので、こちらにもある程度効果は有ると思います。
用を足した後は袋を縛って廃棄です。
まずは汚物袋をしっかり縛ります。
結構厚みのあるビニールなので、内容物が漏れたりはしなさそうです。
さらに処理袋に入れて結びます。
最後は車両後方に有るゴミトン（ゴミ収納庫）へぽいっと捨てます。
車内に置かなくていいので臭いも気になりませんよ。
使用後のトイレには汚れは無しですよ〜
今回ご紹介した緊急簡易トイレですが、災害時用にストックして頂くのも良いかも知れません。
車両のカセットトイレを通常の方法で利用するには、水や汚物を捨てる所が必要です。
大きな災害で避難した際に、避難先で水がどれくらい入手可能なのか？
汚物を捨てるためのトイレは利用可能な状態なのか？
災害の規模にもよりますが、避難所の体制が整うまでは難しいかも知れません。
さほど大きな商品でも無いので、キャンピングカーに1個有ると助かるかも知れません。
ここ最近数十年に一度の災害が頻発しておりますので、災害時の備えとしてご参考にして下さい。
ちなみに・・・
ブログ内で利用したドッキリうんち（ハエ付）ですが・・・
本日お休みの営業小山さんの椅子に仕掛けておきました。。。
どうなったかの結果はご来店時にお伺い下さい
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