皆様こんばんは〜塚本です。
バンテック京都にILiS仕様の展示車コルドリーブスが入庫しました。
今回の展示車ですが、480Wソーラーパネルも装着した車両となります。
ILiSと480Wソーラーパネルの組み合わせはかなり電力に余裕が出ますね〜
コルドシリーズは480Wが最大ですが、ジルシリーズならさらに追加で259Wも装着が出来ます。
↑480W+259WのW装着で739W
電装庫の中は・・・
スッキリとILiSシステムがインストールされております。
鉛バッテリーシステムと比べるとほんとにシンプルな配線になりました。
コルドリーブスでのILiSコントロールパネル設置場所は、
エアコン下の壁面に設置となります。
今回480Wソーラーパネル装着車が入庫しましたので・・・
エアコンがどれくらい動くかテストやっちゃいました〜
エアコンテストの内容ですが、外部充電や走行充電は無しでソーラーのみ入電、
使用するのはエアコンのみで、どれくらい電気を使うのかテストをしてみます。
エアコンの設定は25℃でパワーセレクトで消費電力を落とし、風量はしずかです。
かなり省電力を意識した設定にはなりますが、実際長時間回すならこのくらいが良いかと思います。
テスト時の外気温は25℃スタートで日中最高気温は29℃の予報です。
空模様は晴れですが、昼からは少し雲が出てくるようです。
↑テスト開始時の空模様
外気温も真夏より低く、太陽も出ているので、条件的には良い環境となります。
それでは480Wソーラーパネルでのエアコン稼働テストスタートです。
AM10:50
エアコンの初期運転が終わり消費電力が落ち着いた状態です。
ソーラーからの入電が318W、エアコン使用量が257W
ソーラーからの入電が沢山入っており、エアコンの電力を賄えています。
バッテリー残量は96%
AM11:59
空模様は以前晴れの状態です。
ソーラーからの入電は360Wとかなり入っています。
エアコンはコンプレッサーが止まっているので10Wしか消費していません。
バッテリー残量は98%と、1時間経過でまさかの2%増加でした。
車両に装着されている家庭用エアコンですが、インバータータイプとなります。
車内温度が上がるとコンプレッサーが回って冷やし、ある程度冷えるとコンプレッサーが止まります。
常に回るのでは無く、必要に応じて作動するので消費電力を抑えることが出来ます。
なので
コンプレッサーが回って冷やし始めると消費電力が上がります。
コンプレッサーがしっかり回ると消費電力が増え、落ち着くと下がっていくの繰り返しです。
↑コンプレッサーがしっかり回っている時
↑コンプレッサーが落ち着いて来た時
なのでこの1時間では消費よりソーラー充電が勝ったので、バッテリー残量が増えました。
PM13:01
最近の天気予報は凄いですね〜予報通り雲が出てきました。
雲が出てソーラー充電が落ちて209Wになり、エアコン消費は301Wです。
バッテリー残量は96%と1時間で2%ダウンしました。
PM13:57
雲は少なくなり、1時間前より太陽の光が強いです。
そして外気温が徐々に上がってきております。
ソーラーからの入電は絶好調の277Wです。
エアコン消費電力は189W。
バッテリー残量はあいかわらず96%です。
PM14:59
雲は有りますがそれなりに太陽の光はある状態です。
ソーラーからの入電は276W、エアコン消費は362Wです。
バッテリー残量は先程より3%ダウンの93%です。
どうやら外気温が本日の最高気温29℃になり、エアコンが頑張りだしたようです。
↑13〜15時頃が最高気温の29℃
PM16:00
雲が多く太陽も徐々に沈み始めております。
ソーラーからの入電は144Wとお昼間と比べると少なくなりました。
エアコンは305W消費、バッテリー残量は88%です。
PM17:01
かなり日が落ちてきており、太陽は雲に隠れています。
さすがにソーラー充電は58Wと発電量が少なくなりました。
エアコンは外気温が下がったので154Wの消費電力です。
バッテリー残量は83%です。
11時頃から17時頃までエアコンテストを6時間ほど行い
バッテリー残量は96%から83%へ13%ダウンという結果でした。
6時間で13%(約520W)の消費はかなり優秀ではないでしょうか?
以上、480Wソーラーパネル付きILiS装着車のエアコンテストでした〜
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