皆さまこんにちは
進んでいないようでもやはり季節は少しずつ
春へと進んでいるようで、今日の札幌は
大きな道路はほとんど路面が出て
住宅地などの細い道でもだいぶ雪解け
してきているようです
まぁ、今晩からまた雪の予報なんですけどね…
さて、皆様がお乗りのキャンピングカー、
リモコンキーで扉を開閉しようとしたら
エントランスドアが開かなかった、
あるいは一切のドアの鍵が動かなったなんて
経験はないでしょうか?
実はこれ、冬から春にかけて起こりやすい
現象なんです
原因は色々ありますが、この季節に起こるのは
大体これが原因!というポイントがありますので
解説させていただきます
1,半ドア
まず1つ目の原因は半ドアです
いやいや、素人じゃないんだから半ドアだったら
さすがにわかるよ〜という方、お気持ちはわかりますが
今一度ご確認をお願いいたします
大前提として、扉が半ドアになっていると
鍵が開閉しません
チェックするのはエントランスドアだけではなく、
運転席と助手席もです



エントランスドアが開かないのでエントランスばかりを
気にしてしまいがちですが、鍵を確認するだけだからと
降りたときに運転席助手席のドアをしっかり閉めずに
リモコンを使って「あれ?鍵がかからない」と
なってしまう事例は意外と多いです
エントランスドア自体も年式によっては、一見きっちり
閉まっているように見えて、更にぐっと押すとカチッと
閉まる音がした、ということもよくあるので
まずはきっちり閉まっているか確認してみてください
2,アダプタースイッチ(接点)
年式や車種によって多少形は違いますが、
エントランスドアの蝶番がついている近くに
ドア側に金属の2本の棒、車体側に2つのプレートが
取り付けられています

こんな形や

こんな形など種類がいくつかあります
このパーツはドアがしっかり閉まると
金属の棒とプレートが接触し、電気が
流れることでスイッチの役割を果たしています
こちらの金属の棒や、プレート部分が
泥などで汚れていたり、経年により
サビが浮いていたりすると、棒とプレートの間で
うまく電気が流れなくなってしまいます
この時期に現象が起きやすいというのは
冬から春にかけては融雪剤の影響で
金属部分が錆びやすかったり、
雪解け水で汚れが付きやすかったりするためです
汚れやサビを見つけたら、キレイにしてみてください
これで復活することも多いです
3,カーテシスイッチ
エントランスドアにはもう1つ
丸いスイッチが取り付けられています
(年式によっては赤いスイッチの場合もあります)

このスイッチはエントランスドアがきっちり
閉まっているか判別しているスイッチで
これも汚れなどで動きが悪くなり
うまく押せない、もしくは押しっぱなしの
状態になっているとリモコンキーが効かない
原因の一つになります
正常に動いているか確かめるには
室内のステップについているライトを
オンにしてください
この時ドアが開いているとライトが点灯します

この状態で先程のカーテシスイッチを押すと

ライトが消えます

このように「スイッチを押す→ライトが消える」を
5回ほど試してみて、問題なくライトが点いたり消えたり
するようであれば、カーテシスイッチは正常です
もし押しっぱなしになってしまったら、こちらも汚れを取って
シリコンスプレーを吹いてみてください
4,アクチュエーターキット
ここまでチェックをして問題がないようでしたら
(先程のアダプタースイッチは見た目が正常でも
通電していない場合もあるのですが…)
最後はアクチュエーターキットが原因の
可能性が高いです
アクチュエーターキットとは扉の中でリモコンキーに
反応し、シリンダーを動かして鍵の開閉をしてくれているパーツで
扉に耳を近づけリモコンキーを使うとガコンっと音がします

音がするのはこのあたり
音はしているけど鍵の開閉が出来ない、
もしくは音が全くしないという場合は、
残念ながらお車をVANTECHまでお持ち込みください
とはいえ、ここまで動かないことは珍しいので
まずは上記の方法をお試しください
よろしくお願いいたします
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