【電装トラブルシューティング】充電チェック

こんにちはバンテック埼玉です。

今日は素晴らしい快晴となっております。

しかし夕方からは雨の予報(T_T)

 

世間では新元号の発表が待たれています。

雨降って元号固まるって感じですね。

 

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今日は電装初級の内容です。

キャンピングカーを御購入いただいたものの、電装品の知識がないため、トラブルになるケースが散見されます。

今回はその中でも『残量計』について活用方法をご紹介します。

第一弾として『サブバッテリーに充電しているかどうか確認』です。

 

バンテックの電装初級編は以前ご紹介しました。

http://www.vantech.co.jp/saitama/1386.html

 

まずは残量計のサブバッテリーの残量確認 

展示車のジル5で検証していきましょう。現在74%あります(ジル5はトリプルバッテリー)

電流を確認。12Vメインスイッチ、インバーターなどすべてOFFにします。ゼロアンペアになってます。

ここで照明を一斉にONします。『−8.7A(アンペア)』となりました。

ここでエンジンをかけます!

右上に 『Charge』とでました。このChargeマークが充電している証拠になります。

このときの状態は次の通りです。

オルタネーター(エンジン)からの発電流=43.5A

照明消費電流             =8.7A

サブバッテリーへの充電流       =43.5ー8.7

                   =34.8A となります。

 

 

次に100Vコンセントからの充電時の検証です。

13.5A  chargeマークが付き充電中となります。

上記は照明がついている状態です。ここで照明を切ります。

 

22.6Aに上昇しました。

 

■まとめ

サブバッテリーへ充電しているかどうかの目安は一般的には次の通りです。

① 走行充電(エンジンをかけて)時  MAX100A(満タンだと充電しません、温度、メインバッテリーの状況により変動します)

② 100Vコンセント接続時  MAX25A(①同様変動します)

③ ソーラーパネル440W   0〜約15A(太陽光量、温度、サブバッテリー状態による)

 

ソーラーパネルの場合、発電量が少ないときに室内照明等を使っていると消費電力のほうが大きいために『Charge』マークがつかないときがあります。ソーラーパネルの充電確認は一切の電源をOFFしなければ確認できません。

今日はここまでです(^^)/