清水ポンプあれこれ

皆様こんにちは

毎日日中はプラス気温で

降ってくるのも雪ではなく雨wink

これはもしかして冬が終わったんですかね

終わったということでいいですよね

 

ということで春本番に向けて前回に引き続き

メンテナンスの方法や基本情報をおさらいしていきましょう

 

さて今回はご自分でもメンテナンスしやすい

 

 

清水ポンプ(飲料水ポンプ) についてご案内いたします

 

 

 

 

清水ポンプは通常「飲料水用ですよ」とご案内している

タンクの中に入っているポンプのことです

 

シンクの

こちらのフォーセット(蛇口)につながっているポンプで

だいたいこのタンクか

このタンクの中に入っています

 

 

これがその清水ポンプです

 

 

清水ポンプを動かすためには

まずメインスイッチを入れ

ポンプのスイッチを入れてから

(ポンプスイッチは車種によって付いていないものもあります)

フォーセット開いてください

タンクに水が入っていれば、フォーセットから水が出ます

 

 

 

そろそろ北海道でも凍結の心配がなくなるので

タンクに水を積むと思うのですが、

シーズン明けは水は積んだし、スイッチが入っているのに

 

 

水が出ない 

 

 

というお問い合わせがたくさん来ます

 

 

これは冬の間に水抜きが不十分で凍結してしまったり

水が入っていない状態で空回りしてしまったりといったことが

原因で故障している場合がほとんどです

(水抜きの際にカプラーを外したままになっている、ということも

よくあるので一度確認をしてみてください)

 

 

まず凍結についてですが、秋に水抜きが不十分だと

ポンプ内の水が凍って機械を壊してしまいます

 

また凍結までしなくても、ポンプ内にずっと水が残った状態だと

内部の機械が錆びて壊れてしまうこともあります

 

(水抜き方法に付いては毎年10〜11月の北海道店ブログで

詳しくご案内しています → こちらをクリック! )

 

 

この場合、見た目では壊れているかどうかわからないことがほとんどです

ただし、見た目は普通で動かなくても、壊れているわけではなく

石灰成分や水垢でポンプが固着しているだけの場合もあります

 

 

見た目に異常がない場合、ポンプの先のスクリュー部分を

先の尖ったものでクルクル回してみてください

ただ固着しているだけの場合は、最初は固く回りませんが

一度クルクル回すと、スイッチを入れたらヴィーンと動くようになります

動き出すのなら交換の必要はありません

 

 

次にタンクに水が入っていない状態でフォーセットが開いていると

ポンプが空回りをして壊れたり、ヒューズが飛ぶことがあります

 

 

空回りで壊れた場合はポンプが熱を持って膨らんでいるので

見ただけですぐに分かります

先程の凍結やサビ、または空回りでポンプが壊れた場合は

交換が必要になります

 

 

ですが、上記のような理由でポンプがうまく動かなかった時でも

先にヒューズが切れてくれて、ポンプが無事な場合もあります

ヒューズは簡単に交換できるので試してみてください

 

 

ヒューズは殆どの場合、電装庫になっている

セカンドシート(運転席のすぐ後ろの、後ろ向きシート)に

入っています

座面の足元に画像のような扉(メンテナンスハッチ)が

付いているので、こちらを開いてみてください

 

 

開いた扉に色々と名前が書かれた黒いプラスチックの箱が

付いているんですが、これがヒューズボックスです

この蓋を外すと中にヒューズが入っています

ポンプのヒューズの位置は蓋に書いているので

場所を把握してください

ちなみにポンプに関するヒューズは

ほとんどの車種で2つあるので、どちらも

見てみてくださいね

 

ヒューズを引き抜くのはちょっと硬いですが、

ヒューズを抜いて切れていないか確認してください

切れていた場合は、文字通り真ん中の山形に部分の

どこかが切れて途切れた状態になっています

 

 

メンテナンスハッチには予備のヒューズが各アンペアごとに

1つずつ用意されていますが、もしこの予備を使ったとしても

ホームセンターなどで1つ数十円で売っています

切れていた場合は交換してみてください

 

 

以上の確認を一通りしていただくと、水が出ないのはなぜか

ほとんど原因が特定できます

どれも難しくはないので、水が出ない場合はとりあえず

調べてみてくださいね

 

 

 

 

 

 

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