皆様こんにちは

バンテック北海道の松本です

 

お盆が明けて一週間になりますが、いかがお過ごしでしょうか？

お盆期間中久しぶりにキャンピングカーに乗られたという方も

多かったのではないでしょうか

久しぶりに乗ってみると、思わぬトラブルが起きていたりするもの

実際カスタマーセンターには様々なお問い合わせがありました

 

そんなお問い合わせの中で多かったものの一つが

 

 

「走行充電ができていない」

 

 

というものでした

 

 

「昨日から今日にかけて随分走ったのにサブバッテリーの残量が増えていない」

「発電しているはずなのに中の照明が点滅する」

こういったトラブルの多くが走行充電に関係しています

 

それでは実際に走行充電ができているかどうかを

確認するにはどうすればいいでしょう？

 

 

確認方法①

 

バッテリー残量計

 

 

現行のバッテリー残量計（グレーのタイプ）が取付けてある車両の場合

通常エンジンを掛けた状態でモニターを確認すると

 

画面の右上に　「Charge（チャージ）」　の文字が出ます

 

この文字はエンジンを掛けた場合の他、外部コンセントを差し込んでいる場合、

ソーラーパネルがついている車両はソーラーで発電されている場合にも

表示されます

 

そのため走行充電のチェックをするときは外部コンセントを外し

ソーラーに光が当たらない状態でご確認ください

 

もしこの文字が表示されていなければ、何らかの理由で

走行充電がされていません

 

 

ただし電装関係にトラブルが起きていなくても

 

 

走行充電で発電している量や外部コンセントで

 

充電している量以上に、エアコンやレンジなどで

 

 

たくさん電力を使用している　と

 

 

「Charge」が表示されない（充電されない）ですのでお気をつけください

 

 

 

 

確認方法②

 

メインスイッチ

 

 

バッテリー残量計がついていない車両の場合は

メインスイッチを確認してください

 

2つあるメインスイッチの内、

運転席側に付いてるものは

スイッチのON/OFFを示す緑のランプの他に

 

 

赤く点灯するランプ　がスイッチの左側に付いています

 

 

※画像は点灯していません

このランプが　赤く点灯　しているということは

 

何らかの理由で　　走行充電がされていない　　ということになります

 

 

 

では実際に簡単にチェックできる箇所を見ていきましょう

 

 

 

 

 

１、走行充電のブレーカー

 

 

全然車を動かしていなかったり、しばらく外部コンセントで

充電をしていなかったりすると、自然放電によりサブバッテリーの

電力量が少なくなっているかもしれません。

 

 

そんなとき　ご旅行前に充電しておこう　と外部コンセントで急激に

 

 

充電しようとすると、一気に流れた電力に反応して

 

 

走行充電のブレーカー落ちる　　ことがあります

 

 

そんなときは走行充電のブレーカーを上げてください

車種にもよりますが、電装ボックスの横扉の左側に

付いていることが多いです

画像の左側にある白いツマミがブレーカーのスイッチです

こちらが下がっている場合は画像のように上げてください

 

なお、ブレーカーを上げても外部コンセントを繋ぐと

すぐにブレーカーが落ちてしまう場合は

 

エンジンを掛けた状態で外部コンセントを繋ぎ

 

1分ほど待ってからエンジンを停止してください

 

※外部コンセントは繋いだまま充電を続けてください

 

 

 

 

 

2、ヒューズ

 

 

ブレーカーを見たけれど、ONになっていたという場合は

 

 

走行充電のヒューズが切れている　可能性があります

 

 

走行充電のヒューズはカムロードの場合

 

 

運転席のフットブレーキの左側　　にあります

 

 

少しわかりにくいですが。中央の黒いプラスチックが

走行充電のヒューズボックスです

 

カバーを開けるとこのようにヒューズが入っています

 

 

このオレンジ色のヒューズを抜き、

切れている場合は新しいものと入れ替えてください

 

おおよそ走行充電ができないトラブルに関しては

この2点で解決することが多いのですが

もし解決しないようでしたらバンテックまで

ご連絡ください